院長紹介
【経歴】
院長 宇治 文孝(うじ ふみたか)
1982年 神奈川歯科大学大学院卒業
顎口腔機能修復科学講座 有床義歯補綴学分野 歯学博士(学位取得)
1993年 日本補綴歯科学会 認定医
1999年 日本顎咬合学会 認定医
【所属団体】
日本補綴歯科学会 指導医、認定医
日本顎咬合学会 認定医
日本歯内療法学会 会員
スタディーグループSAEY
神奈川歯科大学学術研究会九期会
東京全身咬合研究会
日本歯科医師会
【ごあいさつ】
「健康は正しい噛み合わせから」をモットーにした診査と治療を行っております。
その中で、噛み合わせに悩む患者さんも多くいらっしゃいました。症例にもよりますが、ほんの1ミクロ咬合調整しただけで改善された方も少なくありません。ときには寝たきりのお年寄りを往診することもありますが、お口の中を拝見しますと、決まって入れ歯が外されています。これでは力が入らずに自分で立つことができません。そこで、入れ歯を装着するように指導すると、ほとんどの方がご自分で立ち上がれるようになるのです。
とはいえ、咬合調整はエビデンスがないと批判されることも事実です。それでも、こうして治っている方がいる限り、私は治してあげたいと思わずにはいられません。
正しい噛み合わせは健康なからだを作ります。
少しでも噛み合わせにお悩みの方は、ぜひ一度、当院へご相談ください。
補綴指導医とは?
現在、歯科医師の数は全国で約10万人います。その内、補綴専門医の資格を有する者は約1,000名程度、指導医になると約640名程度しかおりません。
国内には数多くの学会が存在し、参加するだけで資格が取得できる団体もあります。しかし、これでは歯科医師の技術向上につながりません。
こうした現状を踏まえ、日本補綴歯科学会では厳格な基準を設け、経験と実力のある歯科医師だけを専門医として認定する認定医制度を制定しました。
特に指導医は学会が認める最高の資格であり、専門医を指導する責任ある立場です。つまり、補綴専門医である院長は被せ物・詰め物・入れ歯のエキスパートであるといえます。
補綴歯科とは?
補綴歯科とは?
私たちの歯は、生きていく上で大切な役割を担っています。食べ物を充分に噛み砕き、飲み込み、そして喋ることができるのも、歯があるおかげです。
よく噛むことで血流がよくなり脳が活性化します。また、リラックス効果も高く、寝たきりの予防も期待されています。歯は生きていく上で欠かすことのできない器官といえるでしょう。
◆もし、歯を失ってしまったらどうなるでしょうか?
食事や会話が不自由になり、健康な生活が送れなくなります。そこで、必要な治療が補綴(ほてつ)歯科治療です。
補綴歯科治療の目的は、失われた歯の機能回復です。心身ともに健康な状態を保つためにも、噛み合わせを考慮した治療が求められております。
◆かぶせ物をしたときの違和感「すぐ慣れますから」は良くない
人間のからだには骨格や歯など、さまざまな器官があり、これらがバランスを取り合うことで健康が保たれています。噛み合わせのバランスもその一つです。たった1本の歯が1ミクロ変化しただけで噛み合わせに違和感を覚え、隣接する歯や噛み合わせる歯、あごの形状にまで影響を与えます。
噛み合わせは、口を閉じたときに上下の歯が接触する状態のことをいいます。正常な状態でしたら、上下の歯がきちんと噛み合いますが、むし歯治療や抜歯がありますと、それが狂ってしまいます。
また、からだとも密接な関係があり、頭痛や肩こり、めまいや胃腸障害などを引き起こし、全身にさまざまな影響を与えることがあります。
補綴治療では、全身のバランスをチェックしながら、噛み合わせの調整を行っていきます。もし、歯科治療をした後、違和感がありましたら、一度、噛み合わせのご相談に行かれることをおすすめいたします。
◆歯を失った後、治療をしない状態が続くと、どうなるでしょうか?
まず、歯ぐきが痩せてきて口元のハリがなくなり、唇にもシワが寄り、実年齢よりも老けた印象になってしまいます。それに加え、食生活にも影響を与え、食べ物が噛みにくくなり、硬い物が上手く食べられなくなり、食事のバランスが崩れてしまいます。
これらを改善するためにブリッジや入れ歯を入れますが、何度か調整を繰り返しても「噛めない。」「話しにくい。」「噛み合わせがしっくりしない。」とお悩みなられる方も少なくありません。
補綴歯科治療で重視していることは、補綴装置をお口の中に入れた後に患者さんとどのようになじむか、できるだけ負担をかけずに患者さんが望むものをご提供できるかです。入れ歯を作って終了ではなく、違和感がありましたら、迅速に対応していかなければなりません。
健康の第一歩は、よく噛めることです。末永く健康に暮らすためにも、ご自身に合った入れ歯をお作りすることが大切です。