虫歯の原因は、お口の中に常に存在する細菌が、食べものの残りカスを養分にして酸を産生し、その酸が歯を溶かすことです。

＜虫歯になる流れ＞
1.　食べものを食べる。
2.　食べものの残りカスが歯に付く。
3.　残りカスを養分に、お口の中の細菌が酸をつくる。
4.　細菌が作り出した酸が歯を溶かす。

歯ぐきとその周辺の組織が炎症を起こす歯周病は、歯周病菌という細菌による感染症です。

歯周病は初期には痛みなどの自覚症状がほとんどありません。そのため放置されやすく、気がついたときにはかなり進行しているといったこともあります。

歯周病はお口の中だけの病気ではありません。歯周病菌が血液内に入り込み全身をめぐることで、深刻な疾患を引き起こすことが指摘されているのです。

全身の健康のためにも、少しでも違和感を覚えたら、早めに当院までお問い合わせください。

虫歯がなく、歯並びの良い大人の歯にするためには、乳歯の時からきちんと管理をし、歯を磨いていく習慣を身につけていくことがとても大切になります。

一口に小児歯科といっても、乳歯あるいは永久歯にできた虫歯を治す事だけが診療内容ではありません。

虫歯の治療はもちろん、転んで歯をぶつけたりした場合の外科的処置や、歯並び・かみ合わせの異常に対する咬合誘導（矯正処置）、お口の感染症に対する処置、さらには全身的な障害があるお子さんの治療など、その範囲は多岐にわたります。

もちろんお口の健康管理を行う上での定期検診や予防処置もその中に含まれます。

自分の歯を失うことは、想像以上につらいものです。できれば歳をとっても入れ歯などを使わず、自分の歯で咬む食事を楽しみたいですよね。

そのために大切なことは、虫歯や歯周病といった病気にかからない健康的な口腔内環境を維持する事です。お口の健康維持に、予防歯科をぜひご検討ください。

近年、歯科医院は「治療に行くところ」よりも「予防のために通うところ」という考え方が広まっています。

治療を行うと、歯科治療の負担を抑えても歯にはダメージが蓄積され、歯の寿命が縮まります。そのためには治療以前に予防をして、歯に与えるダメージをできるだけ減らすという考え方が重視され始めているのです。

下記に当てはまる方には、インプラント治療をお勧めします。

・入れ歯に抵抗感がある方
・ブリッジにするために歯を削りたくない方
・事故などで多数の歯を失った方
・ブリッジの出来ない症例の方

最近は、インプラントの認知度も上がってきているようです。しかし、インプラントについては間違ったイメージもあるようです。

「手術が恐い」というイメージを持つ方も多くいらっしゃいます。確かに、「手術」と聞くと、恐いイメージを持ちます。そのお気持ちはよく分かります。しかし、実は親知らずを抜くような手術ですので、ケースにもよりますが、そのほとんどが小手術だと思っていただければと思います。手術に伴う痛みも親知らずを抜いたときと同程度だと考えてください。

ですので、当院では全身麻酔ではなく歯を抜くのと同じように局部麻酔をして、だいたい1時間～2時間で手術は終わりますし、手術後の腫れについても、2～3日経てば治っています。

インプラント手術により天然の歯と変わらない感覚で噛むことができ、自然で美しい歯を手に入れることができます。

当院は、歯の美しさは機能性を伴ってこそ成り立つものだと考えています。いくら見た目が良くても、お口の役割である「咬む」「話す」といったことに支障があっては、美しい歯とはいえません。

そのため、まず機能的な歯を作ることを基礎に置き、そのうえで美しさを調和させていく治療を行っています。

咬み合わせにも十分配慮した治療を行いますので、「美しく健康的な歯を手に入れたい」という方はお気軽にご相談ください。

歯列不正（歯並びの悪い事）は、歯と顎の骨のバランスが崩れた病気だと考えています。歯列不正は審美的な問題だけではなく、体の健康にも大きな影響を与えます。

＜噛み合わせが悪いと出る影響＞
・ものがうまく噛めず、歯の最も大切な物を噛むという機能を十分発揮できません。
・成長発育期にある子供たちは、顎の発育を悪くしてしまいます。
・発音が悪くなります。下の歯が前に出ている（受け口）ではサ行の、いわゆる出っ歯の方ではタ行の発音が不明瞭になる場合が多いです。
・虫歯や歯周炎になりやすくなります。
・顎関節の痛みや肩こり、不定愁訴が起こります。
・歯並びが悪いと、歯が不揃いのため、食べカスがたまりやすく歯ブラシも難しいので虫歯や歯周炎になり易くなってしまいます。

良い歯並びは、美しい顔貌を作るだけでなく、健康面でも人生に多大なる価値を与えてくれると私たちは考えています。

平成24年10月より、妊娠中に1回、無料で歯科健診が受けられるようになりました。

当院は横浜市妊婦歯科健康診査の実施医療機関です。横浜市に住民登録がある妊婦の方は妊娠期間中に1回、無料にて妊婦歯科健康診査を受診することができます。なお、受診の際は必ず妊婦歯科健診受診券をお持ちください。

※受診券の交付がない場合は、お住まいの区の福祉保健センターにて交付を受けたのちに来院してください。
※受診は安定期（おおむね妊娠12週～妊娠27週）にお願いいたします。歯科健診を受けるにあたって、ご心配なことがありましたら、かかりつけ産科医療機関でご相談ください。
※治療が必要な場合は、ご説明後に他日の治療となり別途治療費がかかります。

＜健診内容＞
視診による口腔内診査及び歯科保健指導を行います。
（1） 現在歯の状況（健全歯、処置歯、未処置歯）
（2） 歯周病の状況（歯石の有無、歯肉の炎症の有無）
（3） 結果説明及び歯科保健指導

＜持参するもの＞
・妊婦歯科健診受診券
・母子健康手帳
・かかりつけ産婦人科の診察券
・その他必要なもの