泌尿器科
腎盂・尿道・膀胱・男性生殖器などに関わる病気を診療します。
人口の高齢化とともに泌尿器科の病気にかかる人は多くなりました。
男女問わず排尿に関するトラブルは多く、女性では800万人を越えると言われています。
過活動膀胱、男性は前立腺肥大症に伴う排尿障害がその大半となります。
泌尿器科の疾患は慢性疾患に類するものが多く、その大方が「年を取ったからしょうがない」と見過ごされがちですが、ある一点を越えてしまうと元の機能には戻らなくなってしまうということに注意しなければなりません。
前立腺についても、症状が深刻化してからでは、あらゆる治療を用いたところで不可逆的な措置となってしまします。
トイレが近い、残尿感がある、非尿時に痛みがある、非尿困難、検診で引っかかったなど少しでも気になる方は、お気軽にご相談下さい。
包茎手術、ED(勃起不全)などの自費診療も随時行っています。
皮膚科
皮膚や髪の毛、爪の病気、トラブル全般について診察いたします。
湿疹、かぶれ、虫さされ、じんましん、にきび、水虫、たこ、ウオノメ、イボ、やけど、皮膚掻痒症、乾燥肌、円形脱毛症、帯状疱疹、爪の異常、口の中の異常など、気になる症状があれば何でもご相談下さい。
また、良性、悪性の皮膚腫瘍の外科的切除/液体窒素による冷凍凝固術、Q-スイッチルビーレーザーによるアザやシミの治療(太田母斑、扁平母斑などは保険適応があります。)、ピアスの施術なども随時行っています。
外科(肛門科)
いぼ痔や切れ痔、痔ろうや肛門周囲の膿瘍などの診察を行います。
薬剤の外用/内服や手術療法にて治療いたします。
外傷による傷の縫合や、やけどの治療もいたします。
性病科
性感染症の診察を行います。
淋病、クラミジアなどの皮疹を伴わないものは泌尿器科医師が、梅毒、尖形コンジローマ、性器ヘルペス、皮膚カンジダ症などの皮疹を伴う疾患は皮膚科医が診療します。
何科にかかったらよいのかよくわからない方が多いと思いますが、当院では泌尿器科、皮膚科両科の医師がおりますので気軽にご相談下さい。
医師担当表(泌尿器科/外科)
土曜日の診療は泌尿器科のみとなりますのでご注意くださいませ。
医師担当表(皮膚科)
皮膚科は副院長の診療となります。
院長紹介
院長 南 孝明(みなみ たかあき) 昭和14年1月生まれB型。
武蔵高校卒業
東京慈恵会医科大学卒業
医学博士
デューク大学泌尿器科留学
国立西埼玉中央病院泌尿器科医長
慈恵会医科大学泌尿器科助教授を経て、昭和57年に開業
日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
的確な診断をおこない、それが自分の守備範囲を越えていると判断した場合には速やかに該当の施設に依頼をする。そこに尽きるかと思います。この点では私どもは大学病院に居た期間も長く、スムーズな連携が可能です。
最近ではジェネラリストという言葉が一般的となっています。「何でも診る」という姿勢を、一概に悪いこととは申しません。ですが、良かれと思って範囲外の治療をおこなうことが、時に危険を伴うということの自覚は必要です。
私のところにも「風邪を引いたから・・・」とお薬を所望される方がいらっしゃいますが、
そうした時には「私は泌尿器科ですから・・・」とお断りしています。分をわきまえるというのは非常に大事なことだと思います。
副院長紹介
副院長 南 健(みなみ けん) 昭和43年9月生まれ B型
芝高校卒業
聖マリアンナ医科大学医学部医学科卒業(平成6年)
聖マリアンナ医科大学付属聖マリアンナ医科大学院終了 医学博士
河北総合病院皮膚科医員(大学より派遣)
たちばな台病院皮膚科医長(大学より派遣)
聖マリアンナ医科大学皮膚科学教室医局長
聖マリアンナ医科大学皮膚科学非常勤講師(平成17年〜)
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
せっかく各科に分かれて専門に詳しい診療をする体制が整っているわけです。
自らの領分については責任を持って診療をおこなうべきであり、他科の専門の部分についてはお任せをするという姿勢が大事だと思います。本当に患者さんのためを思うなら、ということです。
患者さんと一緒に治す方法を考えていきましょうというスタンスをとっています。
お薬をただ処方したとしても、患者さんが納得して使ってくださらなければ
治るものも治りません。ですから、患者さんが良くなれば私も嬉しいですし、
お悩みを一緒に共有しながら診療をおこなっていきたいと思います。