■初診の流れ
初めての方へ
1. 予診表をご記入いただきます
患者様の症状を明確に把握するため、
できるだけ詳しくご記入下さい。
2. 問診
お部屋にご案内し、簡単な問診をさせて頂きます。
いつ頃から痛み出したか、どのくらいの痛みなのかなど、
細かいことでも構いません、お気軽にお話下さい。
3. レントゲン撮影
目では見えない歯の状態、歯の形などを診る為、
必要に応じて別室での歯の全体のレントゲン撮影を
させていただきます。
4. カウンセリング
検査の結果をもとに、治療計画について
担当医が説明いたします。
5. 治療開始
一番痛むところ、進行しているところから治療を開始いたします。
6. メインテナンス、定期検診
治療終了後も定期的にクリーニング、
検診を受けることをお勧めしております。
健康な状態を維持しましょう。
■虫歯治療
虫歯(むし歯)とは
ミュータンス菌などのむし歯病原菌が、
口の中の糖を利用して「酸」を作り、
その酸によって歯の表面が溶かされる病気で す。
虫歯は自然治癒で元の歯の状態に戻ることはありません。
そのため、むし歯病原菌に侵された部分を取り除いたり、
溶けた部分を詰めたり、かぶせ物をした りして治療します。
麻酔の注射の前に表面麻酔を塗布して、
麻酔液をゆっくりと注入したり、
細い麻酔針を使用するなど、
なるべく痛みの少ない治療を心がけています。
むし歯の段階(C1~C4)により治療法が異なります。
■歯周病治療
歯周病とは
歯周組織が歯垢(プラーク)に含まれている歯周病菌に感染し、
歯茎が腫れたり、出血したり、
最終的には歯周組織が破壊されて歯が抜けてしまう病気です。
歯肉炎、歯周炎とも呼ばれています。
日本の成人の約80%が歯周病にかかっていると言われています。
歯垢(プラーク)は時間が経つと、
歯磨きでは取り除くことができない歯石になります。
歯石自体は歯周病の原因ではありませんが、
歯みがきでは除去できないため、
周囲のプラークの除去を困難にします。
■審美歯科
通常の歯科治療よりも
”より見た目の改善を重視される患者さま”に、
お勧めするのが審美歯科治療です。
当院ではこんなご希望の患者さまが来院されています。
◇来院される患者さまのご希望
・何年か前に詰めた銀歯を白くしたい
・歯と歯ぐきの間の黒い部分をキレイにしたい
・前歯の形や色、向きが気になる
・全体的に歯を白くしたい
・1本だけ色の違う歯が気になる
◇審美修復
個々の歯だけでなく場合によっては、
歯列全体を患者様の要望を取り入れて
自然で審美性の良い状態にしてい く治療です。
治療法には歯に直接充填する(コンポジット)レジンを使う方法と、
型を取り硬石膏模型上で セラミクスやハイブリッドセラミクスを用いて
色調や透明感の優れた修復物を作成し、
次回来院時に 接着剤で装着する方法があります。
■インプラント
◇インプラント治療とは
歯が失われてしまった部分に人工の歯を埋入する治療のことです。
人工の歯根を顎の骨の中に埋め込み、
その上に人工の歯を固定します。
入れ歯やブリッジと異なり、
隣の歯を削って負担をかけることもありませんし、
自分の歯と同じような感覚で強い力で、
違和感なく噛むことができるようになります。
また、下顎の総入れ歯が不安定で動いてしまう方や、
上顎の総入れ歯で口蓋が無いものを使用される場合などには、
インプラントによって入れ歯を固定する方法も有効です。
■ホワイトニング
◇ホワイトニングとは
ホワイトニング剤を塗布することで、
歯の表面の黄ばみ色素を分解して歯を漂白していきます。
歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、
家で行うホームホワイトニング、
オフィスとホームを両方行うデュアルホワイトニング、
などの方法があります。
◇ホームホワイトニング
患者さん専用のマウスピースを製作し、
患者さん自身がマウスピースの中にホワイトニングジェルを入れて、
家で毎日一定時間装着して漂白する方法です。
※料金改定のお知らせ
2013年5月10日(金)に
ホームホワイトニングの料金改定を行いました。
上下顎22,000円で治療をご提供できます。
ご相談のみも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
◇オフィスホワイトニング
歯科医院にて漂白を行う方法です。
歯の表面に高濃度の薬液を塗布し、光を照射することにより、
歯の着色成分を変化させることで黄ばみを改善する方法です。
■予防歯科
予防歯科では、むし歯や歯周病になってから治療するのではなく、
それらの病気を予防するための治療を行います。
病気になってから治療をしたとしても、
失ってしまった歯や歯ぐきは元には戻りません。
だからこそ、しっかり予防していくことが大切なのです。
◇PMTC
PMTCは「専門家による機械を使った歯の清掃」です。
様々な専用機器を使用して、
虫歯や歯周病の最大の原因である
歯の表面についた細菌のかたまりや、
歯垢・歯石を除去していきます。
あくまで歯のクリーニングなので、
ドリルなどで歯を削ることはありません。
普段の歯磨きでは除去できない汚れが取れますので、
爽快感を味わうことができます。
細菌のかたまりは約3ヶ月で再生されると言われていますので、
定期的なPMTCをお勧めしています。
◇フッ素塗布
医院で歯に高濃度のフッ素を塗布します。
フッ素を定期的に歯の表面に塗布する事で、
むし歯になりにくい歯を育てていきます。
十分な効果を得るためには、
年に3~4回のフッ素塗布を行うことが理想です。
■入れ歯
金属の留め金(クラスプ)が目立つため見た目を気にされる方には、
ノンクラスプデンチャーをご用意しております。
口腔内の状況によってはお勧めできない場合もあります。
詳しくはご相談下さい。
◇入れ歯の種類
入れ歯は大きく「総入れ歯」と「部分入れ歯」に分けることができます。
・総入れ歯
全ての歯を失ってしまった場合に使う入れ歯です。
顎の裏面も覆うような大きな入れ歯のことを指します。
すべての歯を人工歯によって補います。
・部分入れ歯
歯を失った部分にのみ使用する入れ歯です。
歯が1本でも残っていれば、部分入れ歯を作ることになります。
残っている健康な歯を利用して入れ歯を固定します。
◇入れ歯の材質
近年では入れ歯の材質も様々な物がございます。
患者さんの御希望をお伺いした上で、
より理想に近い物をご提案させていただいております。
■口腔外科
◇口腔外科
虫歯や歯周病の治療を除く、
口内やその周囲の疾患を対象とする外科処置を行う診療科です。
顎関節症、親知らずの抜歯(埋伏などの難しいケースの抜歯も含む)
抜歯した親知らずを利用した歯牙移植などを行っています。
◇顎関節症
顎の関節周りの何らかの原因で、
顎が鳴ったり、痛みや口が開かないなどの、
機能低下が起きることを言います。
肩こり・頭痛・難聴・めまい・食欲不振などの
症状が出てくる場合もあり、
生活に支障をきたします。
生活習慣病的な部分が大きいため、
歯ぎしりや偏咀嚼などの悪習癖や取り除く、
患者自身が行うセルフケアが治療の中心となります。
◇親知らずの抜歯
一般的に17~30歳頃に生えてくる、
前歯から数えて8番目の歯のことをいいます。
永久歯の中で一番最後に生えてくるためスペースがなく、
横や斜めに傾いたり、
骨の中に埋まったまま生えてこない場合があります。
このような親知らずは腫れたり隣の歯まで虫歯になることが多く、
トラブルの原因になりがちですので、抜歯した方が良いでしょう。
■矯正歯科
歯科矯正とは
一般的には悪い歯並びをきれいに治す治療のことをいいます。
しかしながら、ただ、歯並びの美容的な改善をするだけではなく、
発音障害を改善すること、前歯で食べ物をしっかりとかみ切ることや、
奥歯で食べ物を噛み砕くこと、
全身とかみ合わせのバランスを調整すること、
歯のガタツキをなくすことにより歯の清掃性を良くして、
歯の寿命を延ばすという予防的な効果も持ち合わ せております。
さらに、成長期のお子さまには、
顎、顔の適切な成長発育を促す効果もあります。
◇矯正が必要な場合
下記のような症状が見受けられる場合、
矯正をオススメしております。
・顎に歯が並びきることができず、
歯が歯列から飛び出してしまったり、重なり合っている。
・上顎が下顎よりも前方に出ている状態。出っ歯とも言われます。
・下顎が上顎よりも前方に出ている状態。、受け口とも言われます。
・前歯が噛み合わない状態の状態。を開咬(かいこう)といいます。
・その他、見た目的に、歯並びが気になるなど。