現代社会の今、運動不足や偏った食生活による肥満が要因となり、、テレビやメディアなどでも度々上げられている「メタボリックシンドローム」等、身体の症状や疾患は複雑になりつつあります。
しかしながら昔に比べ、診断のインフラが整い、早期発見・診断も可能になりました。

当医院では主に成人病患者様をメインに治療をしており、患者様とご相談の上、一人一人の症状に合った治療法を、患者様のご納得の形で診療する事を心がけています。

成人病の中でも患者が多いと言われている糖尿病は、
この40年間日本国内の患者数約3万人から700万人程度にまで増加し、また、予備軍を含めるとは2000万人に及ぶと言われ、主な自覚症状として以下が上げられています。

◆尿の量が増加する（多尿）
◆トイレに行く回数が増える（頻尿）
◆喉がかわく（口渇）
◆水を沢山飲む（多飲）
◆体重が減る
◆疲れやすくなる
◆糖が尿にもれ出る（尿糖）

糖尿病は無症状から昏睡までといった様々な状態が有り、例え自覚症状がなくても、身体の著しい変化や急な体重の増減が有ったり、
健診や人間ドックで「糖尿病の疑い有り」と言われた場合は早期の治療をしなければ、より重大な疾患や合併症を引き起こす恐れのある病気です。

糖尿病の治療で有効と言われているのが、【食事療法】と【運動療法】です。症状にもよりますが、軽度の症状の場合、食事療法、運動療法だけで改善する可能性が高いのです。


当院では良好な血糖コントロールの実践と供に、糖尿病の3大合併症である、腎障害・網膜障害（目）・神経障害の定期的チェックを行います。インスリンの分泌量や感受性を調べる事により、病態にあった最適な糖尿病の治療を行います。

軽症な場合は食事療法、運動療法だけで大きく改善する可能性が高いのですが、
不十分な場合は内服薬との併用が必要となります。
さらに重い糖尿病になるとインスリン注射が必要になるケースもあります。