矯正歯科
矯正装置には、取り外してのお手入れが可能なもの、
歯に固定するものなど、様々な種類があり、患者さんの
ご希望や症例により異なります。
当院では、患者さん一人ひとりに、
もっとも適した矯正装置を認定医がご提案いたします。
装着感や予算といった要素も含めて、ご希望などが
ありましたら、何なりとお申しつけください。
【期間を短縮したい】
■デーモンシステム
アメリカの矯正医、デーモン博士によって開発された矯正装置で、
従来の装置に比べて600分の1と、非常に弱い力で無理なく歯列を
整えることができます。
歯をスムーズに移動できるため、治療期間・通院回数を抑えられると
いったメリットがあります。
■インプラント矯正
歯ぐきに埋め込んだ人工歯根(インプラント)を固定源とするため、
確実に歯を移動させることができます。
インプラントを埋入する手術が必要になりますが、ほとんどのケースで
良好な治療結果を得られ、期間も大幅に短縮できます。
【矯正していることを気付かれたくない】
■サファイアブラケット
日本人向けに国内で開発された装置のため、歯や顎に
フィットして無理な力がかからず、歯の移動もスムーズです。
ブラケットが透明な素材でできており、金属製のものに
比べて目立ちません。
■セラミックブラケット
セラミック製のブラケットを歯の表側に装着する矯正装置です。
歯の色に近いため、金属製の装置に比べて目立たず治療でき、
金属アレルギーが心配な方にも適しています。
■裏側矯正
一般的な歯の表側につける矯正装置(表側矯正)と異なり、歯の裏側に
取りつける矯正装置です。
表からは装置が見えないため、人に気づかれずに治療をしたい方、
接客業などの方におすすめです。ただ、治療にかかる費用は、一般的な
矯正装置より若干高くなります。
■マウスピース矯正
歯列の乱れが軽度な場合は、マウスピースを用いた矯正を行います。
「アライナー」という透明なマウスピースを1日20時間以上装着し、
2週間ごとに新しいものに替えながら、少しずつ歯列を整えます。
インプラント
インプラントのメリット・デメリット
【メリット】
・自分の歯のように噛める
・自然な印象の口元になる
・隣り合う歯を傷つけない
【デメリット】
・手術が必要
・治療期間が長くなる
・治療費用が割高になる
■インプラントの流れ
1.カウンセリング・検査
口腔内の様子を診察し、レントゲンやCTなどを使った検査を行います。
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2.治療計画
検査結果と患者さんのご要望を踏まえ、治療計画を立てます。
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3.インプラント埋入手術(一次手術)
歯ぐきを切開し、顎の骨にインプラントを埋め込みます。
麻酔により、痛みはほとんど感じません。
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4.治癒期間
インプラントが顎の骨に結合するまで、6~24週間ほど治癒期間が必要です。
この間、仮歯を入れておくことも可能です。
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5.アバットメント装着(二次手術)
インプラントがしっかり固定されたら、歯ぐきを再び切開して、
インプラントと人工歯を連結させるためのアバットメントを装着します。
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6.人工歯を被せる
周囲の歯に合わせた自然な印象の人工歯を製作し、アバットメントに取りつけます。
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7.メインテナンス
長く快適にインプラントを使うために、医師の指示に従って定期検診を受けましょう。